「エアコン、コンセントの形が合えばすぐ取り付けられるでしょ?」――そう思っていらっしゃる方が本当に多いんです。でも実際は、ブレーカーが頻繁に落ちる、200Vに切り替えたら別の家電がショートした、買ったエアコンが家に合わなくて返品もできなかった…そんなトラブルが福岡市内のご家庭でよくあります。建売・賃貸・古い戸建て・団地、お住まいの形は問いません。エアコンの電気工事は表面のコンセントを見ただけでは判断できないんです。電気工事士の目線でお話しします。
エアコンを使うと ブレーカーが頻繁に落ちるのは電気系統の異常サイン で、最悪の場合は火災のリスクもあります。「専用コンセント」と書いてあっても、 壁の中の配線次第で本当の専用ではない ことが現場ではよくあり、テスターで配線をたどって初めて正体が分かります。100V→200V切り替えは 家の引き込み自体が対応していないと使えず、買い直しの二次災害 になることも。 家を見て決める「町の電気屋さん」感覚 が一番安心です。
1「エアコンつけるとブレーカーが落ちる」福岡で多いご相談
「夏場、エアコンをつけると数十分でブレーカーが落ちる」「電子レンジと一緒に使うと毎回飛ぶ」「梅雨時期に除湿運転をすると突然真っ暗になる」――こういったご相談、福岡市内のご家庭から本当に多くいただきます。建売住宅、賃貸マンション、古い戸建て、団地、お住まいの形や年代を問わず起こります。
多くの方は「コンセントが弱ってきたのかな」「夏で電気使いすぎただけかな」と軽く考えがちです。ところが、ブレーカーが頻繁に落ちるのは電気系統に何かしら異常が出ているサインで、放っておくと最悪の場合は火災につながることもあります。
エアコン工事は電源を扱うので、 第二種電気工事士の資格を持つ業者 に診てもらうのが法律的にも安全面でも正解です。資格なしの業者が触るのは違法工事ですし、原因が分からないまま放置するのが一番リスクが大きいので、ブレーカーが繰り返し落ちる状態が続いているなら早めに相談していただくのが安心です。
2「専用コンセント」は見た目ではわからない|壁の中次第
「うちはエアコン専用コンセントが付いているから大丈夫」――そう思っていらっしゃる方も多いです。確かに見た目には「200V」「15A」などの刻印があり、専用に見えます。でも実は、表面のコンセントを見ただけでは本当に専用かどうかは分かりません。大事なのは壁の中で配線がどうなっているか。表に見えている部分は氷山の一角なんです。
正確に判断するには、電気工事ができる人が、専用のテスターを使って分電盤から1本ずつ配線をたどっていく作業が必要です。これをやって初めて、そのコンセントが本当の専用回路なのか、別の家電と一緒の系統なのかが分かります。現場で多いのは次のような3つのパターンです。
- パターンA:表向き専用に見えるけれど、実は 下のコンセントから延長されているだけ で、独立した専用配線ではない
- パターンB:配線をたどると 冷蔵庫やキッチン家電、電子レンジなどと一緒の回路 に繋がっている
- パターンC:新築のときに電気工事の配線をした業者が 間違えて、別の照明やウォシュレットの回路と一緒 にしてしまっている
こういった配線のひずみは、 年月が経って初めて表に出てくる ことがほとんどです。ところが厄介なのは、年数が経った頃には施工した工務店がもう存在していなかったり、「もう何年前のことだから保証対象外です」と購入したお店に言われたり、お客様自身も「もう面倒だから新しいエアコンを買い直そう…」と諦めてしまうケースがとても多いこと。
だからこそ、 「あれ、おかしいな」と気付いた早い段階で電気工事士に相談しておく のが、結果的に一番得をされる道です。
3「簡単につけれると思ったら…」200Vエアコンの落とし穴
最近は10畳以上の広いお部屋向けの高機能エアコンが200V対応になっていることが多く、「100Vから200Vに買い替えたい」というご相談が増えています。多くの方は「コンセントの形を200V用に変えればすぐ済むんでしょ?」と思われるのですが、実際にはそれで終わらないケースがあります。
引き込みが200V未対応だと、買ったエアコンが使えない
古いお家の中には、家自体の引き込み(電力会社からの電線の入り方)が 200Vに対応していない単相2線式 の建物があります。この場合、コンセントだけ変えても200V対応のエアコンは動きません。引き込み自体を 単相3線式に切り替える工事(九州電力への申請+電気工事士の資格者による工事)が必要になります。
ところが知らずに先に200V対応の高機能エアコンを買ってしまうと、家で使えないことが分かった時点で手詰まりになることがあります。 開封・取付寸前まで進んでしまうと商品の返品ができない ケースが多く、結局そのエアコンは手放したり、もう一度100V用を買い直したり、という二次災害になりがちです。
200V切り替えで他の家電がショートする事案も
もう一つ怖い落とし穴があります。コンセントを200Vに切り替えた途端、他のお部屋の照明がショートしたり、ウォシュレットがショートしたりする事案です。
原因は、新築のときに電気工事をした業者が エアコンの回路と他の100V家電の回路をうっかり一緒に繋いでしまっていた から。普段100Vで動いていた間は問題なく見えるのですが、エアコン側を200Vに切り替えた瞬間、繋がっていた100V家電に200Vの電気が流れて壊れてしまうわけです。
200V対応のエアコンに買い替えたい場合は、 機種を選ぶ前にまず電気工事士に家の引き込みと配線を見てもらう のが、二次災害を防ぐ一番の近道です。家に合うかどうかが分かってから機種を選べば、返品トラブルもショート事故も避けられます。
4自分でできるかんたんチェックと、やってはいけないこと
業者に相談する前に、お客様の側でも準備しておけることがあります。とはいえ、無理は禁物です。できる範囲で次のことを確認しておくと、業者がスムーズに診断できます。
- ブレーカーが落ちる 時間帯・季節・一緒に使っていた家電 (冷蔵庫/電子レンジ/キッチン家電など)をメモする
- 分電盤を開けて、各ブレーカーに 「エアコン」と書かれた札があるか を写真に撮る
- 現状のエアコン用コンセントの 形と刻印(100V/200V/15A/20A など) をスマホで撮って業者に見せる
逆に、絶対にやってはいけないこともあります。これだけは避けてください。
- 自分で配線を触る、コンセントの中を開ける(感電の危険があり、無資格での工事は法律違反です)
- 「200V対応だと思って」エアコン本体を先に買ってしまう(家の引き込みが対応していないと使えず返品もできない可能性)
- ブレーカーが頻繁に落ちるのを放置する(電気系統の異常サインなので、最悪火災のリスクがあります)
5量販店で高い機種を勧められる前に|昔ながらの町の電気屋さん感覚
200V対応の高機能エアコンは、量販店では価格帯の高いラインナップに並んでいます。お仕事ですので、量販店の店員さんは(売り上げを上げるために)高い機種を勧めようとされることもあります。これ自体はビジネスとして当たり前のことではあります。
ただ、エアコンの場合、本当に大事なのは「お家にどういうエアコンが合うのか」です。畳数、お部屋の構造、断熱の状態、コンセントの位置、引き込みの種類、配線の状況――これらは 実際にお家に来て、お部屋を見て、分電盤を見て、初めて判断できる ものなんです。量販店の店頭で機種だけ見て決めてしまうと、家に合わない機種を選んでしまうリスクがあります。
つまり、「お店で機種を決めてから工事を頼む」という順番自体が、本当はちょっと無理がある。エアコンの選び方として一番安心なのは、昔ながらの 「町の電気屋さんが家に来てくれて、お部屋を見て、お家に合うエアコンを一緒に決めてくれる」感覚です。
エアソリは、まさにその感覚を大事にしています。電気工事士の資格を持ったスタッフが、お見積もりの段階で実際にお家を見て、引き込み・配線・ブレーカーの状況まで確認した上で、本当にお家に合うエアコンを一緒に選びます。中抜き構造がないので、現場の業者にきちんと正当な金額が通るのも、丁寧な仕事に繋がる大事なポイントです。
6エアソリの対応・ご相談の流れ
エアソリでは、お電話・LINEでご相談いただいたあと、現地調査にお伺いしています。お家を拝見した上で、次のような対応をさせていただきます。
- 分電盤と既存コンセントの配線を 専用テスターで診断 し、本当に専用回路が必要か判断します
- 200V切り替えのご希望があれば、 家の引き込み(単相2線式か単相3線式か)から確認 します
- 必要に応じて、分電盤に 新しいブレーカーを追加して、本当に独立したエアコン専用回路を1本引き直す 工事をご提案します
- エアコン本体の購入と工事を 同じタイミングで手配 いただける場合は、トータルの工事費を抑えやすくなります
- 仕上げの配線は 化粧モール(配線カバー) でお部屋の見た目もきれいに整えます
金額の考え方ですが、 分電盤の状態・距離・壁の中の配線経路によって変わります ので、現地で配線を確認した上で正確にお見積もりをお出ししています。電気工事士の資格を持ったスタッフが、お電話の段階からご質問にもお答えしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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ブレーカー落ちや200V切り替えのご相談、
まずはお気軽にお電話ください
「エアコンをつけるとブレーカーがよく落ちる」「200V対応のエアコンに買い替えたいけれど、うちの家で使えるか不安」「以前の電気工事が気になっているのでセカンドオピニオンを聞きたい」みたいな、ふんわりしたご相談で大丈夫です。
福岡の現場で15年やってきた感覚で、お家に合う電気工事を一緒に考えます。第二種電気工事士資格保有のスタッフが、現地調査から責任を持って対応します。
年中無休 8:00〜20:00 | 福岡全域対応
機種選びの前段階のご相談から承ります
よくある質問
現地で分電盤と配線をテスターで診断させていただきます。原因によって対応は変わりますので、まず一度ご相談ください。ブレーカーが頻発で落ちるのは電気系統に異常があるサインで、最悪の場合は火災のリスクもあるので、放っておかず早めに電気工事士の資格を持つ業者に診てもらうのが安心です。
家の引き込み自体が200Vに対応している必要があります。先にエアコン本体を買う前に、家の電気工事の状況を確認してから機種を決めるのが安心です。引き込みが対応していない古いお家もあり、知らずに買うと返品ができず買い直しになる二次災害もあります。
はい、対応可能です。ただし管理会社・大家さんへの事前確認が必要なので、こちらで申請のサポートもいたします。建売・賃貸・古い戸建て・団地など住居形態を問わず、配線のトラブルはどこでも起こりうるので、お気軽にご相談ください。
機種選びの段階で家を見て決められる町の電気屋さん(電気工事士のいる業者)の方が、お家に合った選択ができてトラブルが少ないです。量販店では家の状況を見ずに高い機種を勧められることもあり、買ったあとで「家の引き込みが対応していなかった」「専用回路がなかった」となるケースもあります。
