プロのエアコンクリーニング(カバーを外して中まで洗うおそうじ)は 2〜3年に1回が目安です。毎年必須ではありません。ただし、喫煙者がいる家・ペットがいる家・キッチン近くのエアコンは1〜2年に1回をおすすめします。10年以上前の機種はクリーニングより買い替えの方がトクなケースも多いので、迷ったら現場の状況を見てご判断します。
1プロのクリーニングは何年に1回が目安?
「エアコンクリーニングって、毎年やった方がいい?」とよく聞かれます。
結論からお伝えすると、通常の家庭では2〜3年に1回が目安です。毎年必須ではありません。
部屋の使い方別 おすすめ頻度
- リビング・LDK:毎日長時間使う、料理の油煙も入る → 2〜3年に1回
- 寝室・子供部屋:使用時間が短く油汚れもつきにくい → 3〜4年に1回
- 店舗・事務所:稼働時間が長く人の出入りも多い → 1〜2年に1回
「3年経ったら必ず」というわけでもない
一律の正解はなくて、エアコンの状態を見て判断するのが一番です。福岡の現場で15年やってきた感覚で、こんなサインが出ていればクリーニングどきです。
- 運転を始めた瞬間に カビ臭・酸っぱい臭い がする
- 風が出てくる場所の奥に 黒い点々(カビ) が見える
- 運転中に 白い綿のようなホコリ が飛んでくる
- 冷房・暖房の 効きが落ちた 気がする
- 家族に くしゃみ・鼻水・目のかゆみ が出るようになった
逆に、フィルター掃除をマメにして・内部クリーン機能を毎回ONにして・季節終わりに送風運転をしている家なら、3〜4年経っても中がきれいなままのことも多いです。日々のお手入れで、プロを呼ぶ頻度は減らせます。
2喫煙・ペット・キッチン近くは頻度を上げる理由
同じエアコンでも、家庭の状況で 汚れるスピードが2〜3倍違うことがあります。
頻度を上げた方がいい家庭4パターン
1. 喫煙者がいる家
タバコの煙はエアコンに吸い込まれて、内部に 黄色〜茶色のヤニとして付着します。ヤニはホコリを呼び寄せるので、カビが大喜びで生える環境になります。
福岡の現場で15年やってきて、ヘビースモーカーのお宅では 1〜1.5年でも内部が真っ黄色になっていることがあります。1〜2年に1回のクリーニングがおすすめ。
2. 室内で犬や猫を飼っている家
ペットの毛・毛のカスは、思ったより細かいのでフィルターを通り抜けて内部に入り込みます。フィルターまではブラッシングで防げますが、奥の 送風ファン(風を送る羽)に絡みついてしまうと家庭では取れません。
抜け毛の多い時期があるペット(柴犬、長毛猫など)は 1〜2年に1回がおすすめです。
3. キッチンに近いエアコン
福岡のお宅でよくあるのが、リビングがキッチンと続いている家。料理の油煙がエアコンに吸い込まれて、内部のファンに油がつきます。これが時間とともに 茶色くベタベタになり、ホコリを呼び寄せ、カビの温床になるんです。
毎日料理をするご家庭なら 1〜2年に1回がおすすめ。揚げ物が多い家は特に頻度を上げた方がいいです。
4. 喘息・アレルギー持ちの家族がいる家
エアコン内部のカビ・ダニ・花粉は、運転すると風と一緒に部屋にまかれます。健康な人は気づきにくいですが、喘息・アトピー・花粉症の方には大きな負担です。
こういうご家庭は 毎年1回でもやりすぎではありません。
3自分でできるパーツとプロにしか頼めないパーツ
「業者に頼まずに自分でできないかな?」と思いますよね。エアコンの中身は、家庭で洗える部分とプロにしか洗えない部分がはっきり分かれています。
自分でできる範囲
- フィルター:外して掃除機+ぬるま湯水洗い(月1回)
- 本体カバー:固く絞った雑巾で外側を拭く
- ルーバー(風向きを変える羽根):外せるタイプは外して水洗い
- 室外機の周り:葉っぱ・ホコリ・物を片付けて空気の通り道を確保
プロにしか頼めない範囲
- 熱交換器(アルミの板状の部品):家庭の道具では届かない
- 送風ファン(風を送る羽):外すには配線を切り離す必要
- ドレンパン(結露水を受ける皿):カバーを外さないと見えない
- 排水ホース内部:専用ポンプで詰まりを抜く
市販のエアコン洗浄スプレーは要注意
ホームセンターで売っている「エアコン洗浄スプレー」、CMでもよく見ますが、使わない方がいいです。
- 表面のカビは落ちても、奥のカビには届かない
- 泡が 奥に詰まって乾かなくなると、逆にカビの栄養に
- 液剤が 電気の基板にかかると故障のリスク
- すすぎ不十分だと、運転時に アレルギーの原因になる
福岡の現場で15年やってきて、市販スプレーを使ったあとに調子が悪くなって相談に来られるお宅、毎年何件もあります。奥の汚れはプロに頼むのが一番安全で確実です。
4クリーニングと買い替え、どちらが得か判断する目安
「クリーニングしてキレイにするか、いっそ買い替えるか…」という相談、よく受けます。エアコンの年齢で答えが変わります。
10年未満ならクリーニング、10年以上なら買い替えを検討
- 使用5年以下:クリーニング一択。買い替えはもったいない
- 使用6〜10年:クリーニングが得。あと3〜5年使えれば本体価格分は元が取れる
- 使用10〜13年:状態次第。効きが悪い・異音・カビ臭が抜けない場合は買い替え検討
- 使用13年以上:買い替えの方が長期的にトク
なぜ10年以上で買い替えが得になるのか
10年前のエアコンと、いまの省エネ機種を比べると、1年で使う電気の量が3〜4割違います。福岡のお宅で計算すると、年に2〜3万円、10年で20〜30万円の差。
クリーニング1回1.2〜2万円かけても、効きと臭いはマシになりますが、消費電力は変わりません。本体・工事費の差額は3〜5年で回収できる計算なので、10年以上使っているお宅なら買い替えた方がトクなケースが多いんです。
製造年の確認方法
エアコン本体の 右下のシールに製造年が書いてあります。「2014年〜2016年」あたりだと、そろそろ買い替えどきです。
5クリーニング業者を選ぶ時の注意点
「クリーニング業者ってどう選べばいいの?」もよくある質問です。料金だけで決めると失敗するのがエアコンクリーニング。気をつけるべきポイントをまとめます。
避けた方がいい業者の特徴
- 相場より 大幅に安い(1台5,000円以下など)
- 作業時間が 1時間以下(標準は1.5〜2.5時間)
- HPに 会社情報・所在地が載っていない
- 「お掃除機能つき対応」かどうか 明記がない
- 損害賠償保険に 入っていない
- 下請けに丸投げで 誰が来るか分からない
選ぶ時の基準
- 自社施工している(誰が来るか事前に分かる)
- 損害賠償保険に加入している(万一の故障に備え)
- お掃除機能つき対応を明記している
- 養生(作業前後の家具・床の保護)をきっちりやる
- 作業時間 1.5〜2.5時間 を確保している
- 料金が相場の範囲内(通常機種1.2〜2万円、お掃除機能つき2〜3万円)
「1台3,000円」みたいな広告で集客し、現地で「実は別途料金が…」と追加請求するパターン、多いです。すすぎ不十分・配線ミス・養生の手抜きで故障やトラブルになるケースも目立ちます。料金は相場が答え、極端な安さは疑う方が安全です。
福岡の現場で15年やってきた感覚として、クリーニングと修理・取付・買い替えを一括で相談できる工事店に頼むのが、長い目で見るとお得です。クリーニングしてみて買い替えになっても、同じ業者なら情報も繋がりやすいので。
クリーニングか買い替えか
迷ったらお気軽にご相談ください
「うちのエアコン、洗うべき?それとも買い替えどき?」というふんわりしたご相談で大丈夫です。
福岡の現場で15年やってきた感覚で、機種・年数・使い方を見て、いちばん損しない選択をご提案します。
年中無休 8:00〜20:00 | 福岡全域対応
現場の状況を確認のうえ、正確なお見積もりをご案内します
❓ よくある質問
通常の家庭では2〜3年に1回が目安です。毎年必須ではありません。ただし、喫煙者がいる家庭・室内ペット・キッチン近くのエアコンは1〜2年に1回と頻度を上げることをおすすめします。逆に寝室・子供部屋など使用時間が短い部屋は3〜4年に1回でも大丈夫です。
喫煙者がいる家・犬や猫を室内で飼っている家・キッチンにエアコンが近い家・喘息やアレルギー持ちのご家族がいる家、の4つです。タバコのヤニ・ペットの毛・料理の油煙はエアコン内部に蓄積しやすく、カビとホコリの温床になります。1〜2年に1回が安心です。
フィルターのホコリ取り・本体カバーの拭き掃除までは自分でOKです。それより奥(熱交換器・送風ファン・ドレンパン)はカバーを外し配線も外す必要があり、家庭の道具では洗えません。市販のエアコン洗浄スプレーは故障や逆効果のリスクが高いので、奥の汚れはプロにお願いするのが安全です。
10年未満の機種ならクリーニングが得、10年以上の機種は買い替えの方が長期的に得なケースが多いです。クリーニング1回1.2〜2万円に対し、最新省エネ機種への買い替えで年2〜3万円電気代が下がるため、本体・工事費の差額は3〜5年で回収できます。
極端に安い業者は要注意です。相場より大幅に安い業者は、すすぎ不十分・配線ミス・防水養生の手抜きで故障やトラブルが起きやすいです。自社施工・損害賠償保険加入・お掃除機能つき対応の有無が記載されている業者を選び、見積もり時に作業時間(1.5〜2.5時間が標準)を確認してください。
