「安い!」と思ったら
要注意
テレビ通販で「下取りで3万5千円引き!工事費込みで○○万円!」と聞くと、つい「安い!」と思ってしまいます。量販店でも「期間限定セール!」「ポイント○倍!」と派手なPOPが目に入ります。
でも、ちょっと待ってください。
エアコン業界で仕事をしていると、「安く見せる」ための手法がいくつもあることに気づきます。それ自体は商売なので否定しません。ただ、知らずに買うと損をすることがあります。
この記事では、エアコンの価格が安く見える3つのカラクリと、本当にお得に買う方法を解説します。
カラクリ1:
限定型番で比較させない
「オリジナルモデル」の正体
テレビ通販や一部の量販店では、そのお店でしか買えない「限定型番」(オリジナルモデル)を販売しています。
例えば、メーカーのスタンダードモデル「RAS-AJ28○」をベースに、型番だけ変えた「RAS-HT28○○S」のような商品を作ります。
見た目はほぼ同じ。基本性能もほとんど変わりません。違いは一部の付属機能を足したり引いたりしただけ。
でも、型番が違うからネットで価格を検索しても比較対象が出てこない。これが狙いです。
見分け方のポイント:
型番にそのお店の名前やアルファベットが入っていたら、限定型番の可能性があります。メーカーの公式サイトに同じ型番が載っているか確認しましょう。載っていなければ、一般流通品と価格比較ができません。
カラクリ2:
下取り・値引き演出
「下取り○万円引き!」の真実
「下取りなし価格」をあらかじめ高めに設定しておいて、下取り値引きの金額を大きく見せる手法です。
例えば、同クラスの一般流通品が工事込み10万円前後で買えるスタンダードモデルが、テレビ通販では「下取りなし15万円台 → 下取りで12万円!3万5千円もお得!」と表示されます。
下取りで安くなったように見えますが、そもそも下取りなしの価格が高いのです。
さらに注意:下取りに出す古いエアコンの取り外し費用は別途かかる場合があります。「下取り無料」と言いつつ、取り外し工事費を請求されるケースも。結局、表示価格+αの支払いになることがあります。
エアコンの価格が適正かどうか気になりませんか?
カラクリ3:
「工事費込み」の
追加工事トラップ
「標準取付工事費込み」の中身
「工事費込み」と書いてあると、全部コミコミに見えます。でも実際には「標準取付工事」のみが含まれている場合がほとんどです。
標準工事に含まれるのは、室内機・室外機の設置と配管4mまでの接続程度。それ以外はすべて追加料金です。
よくある追加工事と費用
| 追加工事の内容 | 相場 |
|---|---|
| 配管延長(1mあたり) | 3,000〜5,000円 |
| 化粧カバー | 8,000〜15,000円 |
| 電圧切替(100V→200V) | 3,000〜5,000円 |
| コンセント交換 | 2,000〜3,000円 |
| 室外機の屋根置き・壁掛け | 10,000〜20,000円 |
| 古いエアコンの取り外し | 5,000〜8,000円 |
「工事費込み」で買ったのに、当日現場で追加3万円を請求された── こうしたケースは決して珍しくありません。特に、2階以上の部屋や配管が長い場合、事前に分からない追加工事が発生しやすいのです。
なぜ高くなる?
中間マージンの正体
そもそも、なぜ通販や量販店のエアコンが「安く見せる」必要があるのでしょうか。答えは中間マージンです。
メーカー
↓ 卸値
卸売業者
↓ マージン上乗せ
通販・量販店
↓ マージン上乗せ
下請け工事業者
間に2〜3社入る
メーカー・問屋
↓ 仕入れ
エアソリ
(仕入れ+工事を直接対応)
間に入る業者がいない
間に入る会社が多いほど、それぞれが利益を取るので最終価格が上がります。その分を「安く見せる」ために、限定型番や値引き演出が必要になるわけです。
直接工事のメリット
仕入れから工事まで一社で完結すれば、中間マージンがゼロ。同じ品質のエアコンでも、最終価格に大きな差が出ます。さらに、工事の責任の所在が明確なので、トラブル時のたらい回しもありません。
実際の価格を
比較してみた
具体的に、同じスタンダードクラス(お掃除機能なし)の10畳用エアコンを、工事費込みで比較してみましょう。
| 購入先 | 型番タイプ | 工事込み価格 |
|---|---|---|
| テレビ通販(一般的な価格帯) | 限定型番 | 12〜15万円台 |
| 大手量販店 | 一般流通品 | 10〜13万円台 |
| ネット最安値+別途工事 | 一般流通品 | 8〜11万円台 |
| エアソリ(キャンペーン価格) | 一般流通品 | 97,000円〜 |
エアソリの価格の内訳:
商品代(メーカー一般流通品)+ 標準取付工事費14,000円 = 工事費込み97,000円〜(10畳スタンダードの場合)
テレビ通販との差額は最大5万円以上。同じメーカーの同クラスのエアコンで、この差が出ます。
エアコンの工事込み価格を今すぐ確認できます
正直に言います ──
私たちも利益を
取っています
ここまで「通販や量販店のカラクリ」を解説しましたが、正直に言うと、私たちエアソリも仕入れ値に利益を乗せて販売しています。それは商売として当然のことです。
違いは、その見せ方と間に入る業者の数です。
- 一般流通モデルを使用 ── 型番を検索すれば市場価格が分かる。隠し事なし
- 中間マージンなし ── メーカーから仕入れて、自社の職人が直接工事
- 値引き演出なし ── 最初から適正価格。「今だけ特別」はやりません
- 追加工事も事前に説明 ── 現場を見てから正直に見積もり。当日の追加請求なし
- 工事の責任が明確 ── 販売も工事もエアソリ。たらい回しにしません
「利益を取るのはどこも同じ。でも、その見せ方と間に何社挟まるかで最終価格が変わる」── これが、この記事で一番お伝えしたいことです。
よくある質問
・エアコン購入ページ(工事費込み価格一覧)
・エアコン取り付け工事の詳細
・新築のエアコン、ハウスメーカーに任せて大丈夫?
・引っ越しのエアコン、業者に任せて大丈夫?
・エアコン買い替えのベストタイミング
・見積もり依頼フォーム
エアコンの価格、
正直にお伝えします
「通販で見たエアコン、うちならいくら?」── そんなご質問も大歓迎です。
型番をお伝えいただければ、同等品のエアソリ価格をお調べします。
