部屋別のおすすめサイズは、リビング20畳→6.3kW(20畳用)、寝室6畳→2.2kW(6畳用)、子供部屋8畳→2.5kW(8畳用)が基本です。kWは「キロワット」と読んで、エアコンのパワーを表す単位。同じ20畳でも、鉄筋マンションか木造かで「ぴったりサイズ」か「ワンサイズ上」かが変わります。福岡の現場で15年見てきた感覚としては、リビングだけは妥協せず、寝室・子供部屋は省エネモデルでコンパクトに、が失敗しないコツです。
1部屋別おすすめkW早見表
まずは「結局うちの場合は何kWなの?」をパッと知りたい方のために、部屋ごとの目安を表にまとめました。
そもそも kW(キロワット) は、エアコンのパワーの単位です。数字が大きいほどパワフルで、広い部屋に対応できる、と覚えてください。エアコン売り場で「6畳用」「8畳用」と書いてあるのは、このkWを畳数に置き換えたものです。
| 部屋 | 畳数 | 鉄筋マンション | 木造・戸建て |
|---|---|---|---|
| 寝室 | 6畳 | 2.2kW(6畳用) | 2.5kW(8畳用) |
| 寝室 | 8畳 | 2.5kW(8畳用) | 2.8kW(10畳用) |
| 子供部屋 | 6畳 | 2.2kW(6畳用) | 2.5kW(8畳用) |
| 子供部屋 | 8畳 | 2.5kW(8畳用) | 2.8kW(10畳用) |
| リビング | 14畳 | 4.0kW(14畳用) | 5.0kW(16畳用) |
| リビング | 20畳 | 6.3kW(20畳用) | 7.1kW(23畳用) |
| LDK続き間 | 23畳 | 7.1kW(23畳用) | 8.0kW(26畳用) |
畳数表記は1964年の鉄筋アパート基準で決められたもの。今のしっかりした鉄筋マンションなら表記通りで足りますが、断熱の悪い木造や築年数の古い家は 「ワンサイズ上」 を選ぶと真夏もしっかり冷えます。
同じ畳数でも条件が変わる3つのポイント
- 南向き+大きな窓:真夏の日差しで部屋がぐんぐん暑くなる→ワンサイズ上
- マンションの最上階:屋上から熱が伝わって暑くなりやすい→ワンサイズ上
- 吹き抜け・リビング階段:暖かい空気が2階へ逃げる→確実にワンサイズ上
2リビング20畳で「14畳用」を選ぶと何が起きる?
「予算もあるし、リビング20畳だけど14畳用でなんとかならない?」とご相談いただくこと、本当に多いです。
結論から言うと、14畳用でも"動きはする"けど、ずっとフルパワーで運転し続けるエアコン になります。これが、長い目で見るとお財布にも本体寿命にも厳しいんです。
能力不足のエアコンで起きる3つの現象
- 真夏の昼、設定温度に いつまで経っても届かない。リビングの一番奥がモワッと暑い
- 常に強運転になるので、電気代が想定より2〜3割多い
- 休む暇がないのでコンプレッサーに負担がかかり、10年もたずに買い替え になりやすい
福岡の現場で15年やってきて、こういうケースは何度も見ました。「安かったから」と14畳用を選んだお宅が、数年後に「全然冷えない」とご相談に来られます。
逆に「ワンサイズ上」が安心なリビングの条件
20畳のリビングで 7.1kW(23畳用) を選んでおいた方がいい家は、こんな感じです。
- 戸建ての木造(壁が薄く外気の影響を受けやすい)
- 吹き抜けやリビング階段がある(暖房した空気が2階に逃げる)
- ダイニングや和室と 引き戸でつながっている(実質23畳以上に冷暖房している)
- 南向きで 掃き出し窓(床まで届く大きな窓) がある
逆に、しっかりした鉄筋マンションのリビング20畳で、引き戸で仕切れる構造なら6.3kWでぴったり。ワンサイズ上は「冷やしすぎる」「電気代が逆に上がる」こともあるので、現地確認したうえで決めると安心です。
3寝室6畳は「静かさ」と「除湿」で選ぶ理由
寝室のエアコンは、リビングとはまったく違う基準で選びます。パワーよりも、音と湿度コントロールが大事 だからです。
福岡の現場で15年やってきた感覚として、寝室で「冷えない」と相談されるよりも、「音が気になって眠れない」「朝起きると喉がカラカラ」と言われることの方がずっと多いです。
寝室エアコンの3つの選定基準
- 運転音20dB台:寝ているときの息の音くらい静か。25dB超えるとファンの音が気になる人もいます
- 除湿(ドライ)性能:寝るときは温度より湿度が体感に効きます。除湿モードがしっかりしている機種を選ぶ
- サーキュレーション機能:直接風が当たらないように、風を上向きに回してくれる機能
パワーは6畳用(2.2kW)でじゅうぶん
「真夏も寝苦しくないように、寝室も大きめがいい?」と聞かれることがありますが、寝室はむしろぴったりサイズが良い です。
大きすぎるエアコンは、設定温度に早く到達してすぐオフになります。そのオン・オフの繰り返しで 湿度が戻ってきてジメジメする。寝室では、ちょうど良いサイズで「ゆっくりじっくり冷やす」方が快眠につながります。
ベッドの真上は風が直接当たって体調を崩しやすいです。足元側の壁の上に取り付け、風を上向きに設定するのがベスト。窓の上は外気の影響でセンサーが狂いやすいので避けましょう。
寝室向けの静音エアコンの選び方は、こちらの記事で詳しく書いています。寝室エアコンの選び方|静音・除湿・快眠機能のポイント →
4子供部屋8畳でよくある失敗パターン
子供部屋のエアコン選びは、意外と落とし穴があります。「とりあえず安いの」「お下がりの古い6畳用」で済ませようとすると、結局やり直しになることが多いんです。
失敗パターン3選
① 古いエアコンの取り回しで「効かない」
「リビングを買い替えたから、古いのを子供部屋に移設して」というご依頼、よくあります。ただ 10年以上前のエアコンは、いまの新型に比べて電気を1.5〜2倍食う。子供部屋で長時間つけっぱなしになると、電気代が想定外に膨らみます。
② 木造2階で南向きなのに、6畳用
子供部屋は2階にあることが多いです。屋根からの熱、西日、窓の大きさ。8畳のお部屋でも、戸建ての2階南向きなら 2.8kW(10畳用) を選んでおくと夏休みの昼間でもしっかり冷えます。
③ お掃除機能てんこ盛りモデルを買って後悔
「自動お掃除機能つきがいい」とリクエストされることがありますが、子供部屋は使用頻度がリビングほど高くないので、シンプルな省エネ機の方が長期的にはトク です。お掃除機能つきは内部清掃の費用も高くつきます。
子供部屋向けの賢い選び方
- マンションの内側の部屋なら 2.5kW(8畳用)の省エネ機 でじゅうぶん
- 戸建て2階・南向き・西向きは 2.8kW(10畳用) にしておく
- お掃除機能はナシ・もしくは最低限のモデルが、長期コストを抑えられる
- 静音性が高い機種を選ぶと、勉強中も気にならない
53部屋まとめて頼むと割引になる仕組み
新築・引っ越し・買い替えのタイミングで、リビング+寝室+子供部屋を同時にお取り付けする方は本当に多いです。このとき、1台ずつバラバラに頼むより、まとめて頼んだ方が 工事費でも本体価格でも お得になります。
同時施工が安くなる理由
- 出張費が1回で済む:3台別日に頼むと、出張費が3回分かかります
- 工事の段取りがいい:1日でまとめて作業すれば、人件費を抑えられる
- 本体のセット仕入れ:メーカー違いでも、同時購入なら卸値が下がるケースがある
- 古いエアコンの撤去・処分も同時:3台分まとめて引き取るので処分費も割引
福岡の現場で15年やってきた感覚で言うと、新居への引っ越しタイミングで「リビングは奮発して、寝室と子供部屋はシンプルな省エネ機」という選び方が、5年・10年と使ったときに もっとも電気代と買い替えサイクルのバランスが良い です。
機種選び・サイズ・台数のご相談は、現場で15年やってきた感覚で正直にご提案します。
3部屋まとめて買い替え、
お気軽にご相談ください
「うちのリビング、どのサイズが正解?」「3部屋まとめて頼むと結局いくら?」というご相談で大丈夫です。
福岡の現場で15年やってきた感覚で、お部屋の構造を見ながら正直にご提案します。
年中無休 8:00〜20:00 | 福岡全域対応
現場の状況を確認のうえ、正確なお見積もりをご案内します
❓ よくある質問
鉄筋マンションなら6.3kW(20畳用)、戸建ての木造で吹き抜けやリビング階段がある場合は7.1kW(23畳用)が目安です。引き戸でダイニングや和室とつながっている場合は、合計畳数で考えてワンサイズ上を選ぶと真夏も真冬も安定して効きます。
鉄筋マンションの寝室6畳なら2.2kW(6畳用)でじゅうぶん足ります。木造で南向き・最上階・西日が強いお部屋は2.5kW(8畳用)にしておくと真夏も冷えきります。寝室は静かさと除湿性能を優先して機種を選ぶのがおすすめです。
子供部屋8畳は2.5kW(8畳用)か2.8kW(10畳用)が目安です。マンションなら2.5kWで十分、木造の2階で日当たりが強いお部屋なら2.8kWを選ぶと安心です。子供部屋は日中ほぼ無人なので、コンパクトで省エネ性の高い機種で十分活躍します。
畳数表記は1964年の鉄筋アパート基準で決まっており、いまの新しい鉄筋マンションでは表記より広い部屋でも対応できます。逆に、断熱の悪い古い木造や吹き抜け・リビング階段の家では表記より狭い部屋で能力不足になりがち。建物のタイプで「ぴったり」か「ワンサイズ上」かを判断してください。
エアソリでは複数台同時のお取り付けで、工事費の同時施工割引と本体のセット価格をご提案できる場合があります。リビング+寝室+子供部屋の3台同時など、新築・引っ越し・買い替えのタイミングはまとめてお見積もりされるとお得です。お気軽にお電話ください。
