「エアコンの修理を頼んだら30万円請求された」「無料点検と言われて頼んだら高額な工事を契約させられた」──こんなトラブルが福岡でも増えています。
国民生活センターによると、訪問販売による点検商法の相談件数は年間2,885件(2022年度)。2018年の923件からわずか4年で3倍以上に急増しています。給湯器の点検商法に至っては、前年比3倍の1,099件に達しました。
この記事では、悪質業者の典型的な手口と、エアコン・電気工事の適正価格、そして信頼できる業者の見分け方を解説します。
こんな手口に要注意!5つの悪質パターン
「近くで工事しているので無料で点検します」と訪問。点検後に「このままだと危険です」と不安を煽り、その場で高額な工事契約を迫ります。屋根工事の点検商法は年間2,885件に達しており、最も多い手口です。
「エアコン修理980円〜」などの激安広告で集客。実際に来ると「この症状は基本料金外です」と追加費用を次々上乗せ。最終的に20万円以上の請求になるケースも報告されています。
「漏電しています、このままだと火災の恐れがあります」など、緊急性を煽って冷静な判断をさせない手口。本当に危険な場合もありますが、複数の業者に見積もりを取る余裕があることがほとんどです。
「見積もり無料」と謳う業者の中には、断ると「出張料5,000円」「キャンセル料3,000円」を後から請求するケースがあります。依頼前に必ず出張料・キャンセル料の有無を確認しましょう。
ガス補充だけで済むのに「基板交換が必要」「配管が劣化している」と不要な工事を追加。専門知識がないと反論しにくいため、特に高齢者が被害に遭いやすい手口です。
悪質業者が請求してくる金額の例
正しい相場は工事内容や現場状況で変わるため、一律の「適正価格」はお伝えできません。ただし、以下は悪質業者が実際に請求してきた高額な金額の例です。これに近い金額を提示されたら要注意のサインです。
| 工事内容 | 悪質業者の請求例 |
|---|---|
| エアコン取付(標準工事) | 50,000〜80,000円 |
| エアコンガス補充 | 30,000〜50,000円 |
| コンセント増設 | 20,000〜30,000円 |
| 分電盤交換 | 150,000〜300,000円 |
| インターホン交換 | 50,000〜80,000円 |
| 鍵交換 | 50,000〜100,000円 |
上記のような金額を提示されたら、即契約せず、必ず他の業者にも見積もりを取って比較しましょう。「今日中に決めないと割引が効かない」は典型的な契約急かしです。正しい価格はお気軽にお電話でお問い合わせください。
信頼できる業者の見分け方 6つのチェック
- 見積もりが明確:作業前に書面で見積もりを出し、追加費用の有無を説明する
- 資格の提示:電気工事士の資格(要確認)。無資格での電気工事は違法
- 会社の実態がある:事務所の所在地、代表者名、電話番号が明確
- 口コミ・実績が確認できる:Googleマップの口コミ、施工事例の掲載
- 契約を急がせない:「今日中に」「今だけ割引」と急かさない
- アフターフォローがある:工事後の保証期間、不具合時の対応を明示
- 職人直営で中間マージンなし → 適正価格で提供
- 事前に明確な見積もりを提示。追加費用が発生する場合は必ず事前説明
- 第二種電気工事士の有資格者が施工
- 福岡市を中心に地域密着で対応
- LINEで気軽に無料相談OK
トラブルに遭ったら
もし悪質業者とのトラブルに巻き込まれてしまったら、以下の窓口に相談しましょう。
全国共通の3桁電話番号で、最寄りの消費生活センターにつながります。訪問販売は8日以内ならクーリングオフが可能です。
- 電話:188(局番なし)
- 福岡市消費生活センター:092-781-0999
- 受付時間:平日 9:00〜17:00
クーリングオフの条件
- 訪問販売(業者が来た場合)→ 契約書面を受け取ってから8日以内
- 自分から業者を呼んだ場合 → クーリングオフの対象外になる場合あり
- ネット広告を見て自分で申し込んだ場合 → 通信販売扱いでクーリングオフ不可の場合も
業者の名刺・チラシ・見積書・契約書・領収書は必ず保管。作業前後の写真を撮っておくと、後のトラブル解決に役立ちます。
よくある質問
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